Diary 2017. 8
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8月1日 (火)  鹿児島〜博多

さきほど、鹿児島から新幹線で博多に到着した。この街でしばらく暮らすことになる。

駅の構内を歩いただけでも、活気があって大都会の空気が感じられる。

ネットが使える環境にいられるかどうか解らないけれど、可能ならば、博多から引き続き“便り”を発信したい。


*自己紹介欄のメールアドレスは既に使えなくなっているので、私(新実誠)へのお問い合わせは下記のアドレスにお願いします。↓

makoton1@hotmail.co.jp

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8月5日 (土)  鹿児島〜福岡の経緯

今月から住み込みで働き始めた福岡市内の会社は、7月10日に訪れた鹿児島市の職安で紹介してもらった。

しかし、就業日が8月以降となっていたため、インターネットで他の就職先も探してみたけれど、『九州圏内・住み込み可・面接無しで即決』などという身勝手な条件では、とても見つかるはずがなかった。

とはいえ、屋久島から面接を受けに鹿児島へ行くだけでも相当な交通費がかかる。それで不採用となったら堪らない。結局、電話のやり取りだけで採用してくれたこの会社に感謝するよりなかったのである。

会社の業務は、「土木・人材派遣」で、昔は「人夫出し」などと言われていた。だから、「寮完備」と明記されていても、要するに「ドヤ」みたいなもので、『最悪、雑魚部屋かもしれない』と覚悟していたものの、冷房の効いた1人部屋で、居心地は申し分ない。今時、雑魚部屋では土木作業員も集まらないそうだ。

さらに、寮内でこうしてインターネットも使えるようになっているが、ネットへ接続するためには、一つ上の5階の廊下まで行かなければならない。

5階でネットが接続可能になっているのは、この階の各部屋に、“ネパールの人材”が入寮しているお陰らしい。

今日、社員のネパール人の方からようやくパスワードを教えてもらったけれど、会社の他の事務方に訊いても解らなかったところを見ると、多分、このネパール人の方がインターネットを管理しているのだろう。

そして、“日本人入寮者”の中には、これまでインターネットなんて使う人が皆無だったため、ネットの利用は「5階限定」となってしまったようである。


*写真:鹿児島・桜島(7月10日)

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8月6日 (日)  知らない街を歩いてみたい

福岡には来たけれど、まだ博多の駅前であるとか、中洲や天神の辺りを歩いていないので、なんだか『確かに福岡へ来たのだ』という実感が湧いてこない。

会社の寮は、篠栗線の柚須駅に近い。博多で乗り換えると二つ目の駅である。そのため、もっと賑やかな所かと思っていたのに、そうでもない。郊外に開けた新興住宅地といった雰囲気が感じられる。

そもそも、鹿児島から来て、博多で乗り換えた際、篠栗線というのは、3両編成の電車が走る単線であると知って驚いた。さらに、鹿児島駅で購入した「新幹線〜福岡市内」という切符で、そのまま柚須駅の改札を通ろうとして引っ掛かり、もっと驚いた。

この柚須駅の辺りは、福岡の市内ではないそうだ。しかし、駅員さんも「他所から来る人は皆知りませんから・・・」と笑っていた。

寮は辛うじて福岡市内に位置している。周囲にはコンビニや大きなスーパーもあって、なかなか便利だけれど、この近辺を歩き回っていると、『ここは日本の何処かに違いないが、果たして何処なんだろう?』なんて思ってしまう。

でも、知らない街を歩くのは楽しい。来週の日曜こそは、中洲から天神まで足を延ばして、福岡を実感してみたい。

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8月12日 (土)  福岡最高!

結局、ネットがなかなか繋がらないので、思い切ってスマホを購入した。今時、これぐらいないと不便で仕方がないかもしれない。

数日間、トルコはもちろん、日本のニュースさえ見ていなかったが、とりあえずトルコで大きな動きはなかったようだ。

去年の今頃、数日、ネットに繋がらなかったら、不安で堪らなかったに違いない。

さて、この職場は日給制であるため、盆にも仕事があればと思っていたけれど、残念ながら、昨日も休みで、明日からは3連休となっている。

しかし、殆どの同僚は5連休なのだから、今日仕事がもらえたのを有難いと思わなければならないだろう。

連休中は、昨日と同様、中洲や天神の辺りを歩き回ってみよう。昨日、1日歩いただけでも福岡が好きになった。この街には活気がある。

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8月13日 (日)  縁は有難い・福岡の街は美しい

昨日、“便り”を書いて少し経ったら、またネットが繋がらなくなってしまった。見ると、Wi-Fiを接続しているスマホの付属機器の電源が切れている。

しかし、同じ“au”の機器なのに、どういうわけか、スマホの充電コードにアダプターを付けないと充電できないようになっているうえ、このアダプターは、別途に他の電気店で求めなければならないらしい。

それで、昨日は、トルコのネット記事検索を諦めて、久しぶりにビールを飲んだ。つまみは“湖池屋のポテトチップのり塩”。

これは、イスタンブールで暮らしていた時からの夢だった。トルコにビールとポテトチップはあっても“のり塩”がなかったのだ。やっぱり、ポテトチップは湖池屋の“のり塩”に限る。

今日の昼は、また博多の駅まで出かけた。大阪から大牟田へ行く友人が、わざわざ博多で途中下車してくれたのである。そして、博多駅の近くで、昼から酒付きの食事を御馳走になった。

スマホがなければ、友人とは連絡がつかなかったに違いない。なんだか、友人の好意はもちろん、この世の色々な縁が有難く思えて来た。

多分、この先また良いことがあるだろう。そう思いながら、友人と別れてから、天神の辺りまで歩いた。酔っていた所為か、街は一層美しく見えた。

いや、酔っていなくても、福岡の街は美しい。海に面したこの街には、川がいくつも流れ、遠く山々の連なりも眺められる。「美しい都市にあるべき全てのもの」が揃っているような気がする。

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8月14日 (月)  ドン・キホーテ:お客の大半は韓国の人たち

今日、中洲の“ドン・キホーテ”に行って驚いた。店内を歩くと、当たり前に韓国語の会話が聞こえてくる。お客さんの8割方は韓国の人たちじゃなかったかと思う。レジの店員さんも韓国の人だった。

何人か、買い物中の韓国の人に訊いたら、皆、「とにかく安い!」と口を揃える。カートの中には、日用雑貨からお菓子やカップ麺に至るまで、ありとあらゆるものが詰め込まれていた。

福岡〜プサンは、カメリアラインの2等船室を利用すれば、1万7千円で往復できるらしい。屋久島へ行くより遥かに安い。私も、将来、経済的な余裕が生じたら、ちょっとプサンに行って、美味い韓国料理をたらふく食べて来たいところだ。

韓国の人たちも、そういう気軽さで福岡にやって来るのだろう。ドン・キホーテに限らず、中洲や天神、博多の駅前等々、何処へ行っても韓国の人たちと出会うことができる。

考えて見れば、19年前、大阪から韓国へ行った帰りに、福岡へ立ち寄った時も、バスの中で、ショッピングの行先について話す若い韓国人カップルを見て、その慣れた様子に私は驚いていた。

ひょっとすると、そのカップルの息子や娘が、今また福岡を気軽に訪れているのかもしれない。

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8月15日 (火)  安いのはドン・キホーテばかりじゃない

寮から歩いて20分ぐらいの所に、ミスター・マックスとトライアルという大きなディスカウントスーパーがある。

特にトライアルは、安価な日用雑貨や衣料品ばかりでなく、雨合羽や安全靴といった現場作業で使う商品も多く、何から何までここで買い揃えることが出来た。

もちろん、食品等も格安である。九州乳業という大分県の会社のプレーン・ヨーグルトが安く、これをまとめ買いして、毎晩の食事はイスタンブールにいた時のように、ヨーグルトだけで済ませている。

他にも、九州を中心に流通している商品は、低価格で品質も良さそうだ。そもそも、トライアルもミスター・マックスも福岡を本拠地とする企業である。

いずれも、自動支払機やセルフレジを動員して、人件費の削減に努めているが、トライアルに至っては、最小の人員により、24時間営業を実現している。

しかし、ドン・キホーテも、韓国の人たちが爆買いしているだけあって、確かに安かった。各商品の価格を比較しながら、日曜日には、私もドン・キホーテまで買い出しへ行くようになるかもしれない。

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8月20日 (日)  福岡の空港

福岡の空港は、博多駅からほど遠くない所にあって、アクセスが非常に良い。しかし、住宅地等の真上を飛行機が降りて来ることになるので、騒音の問題が取り沙汰されているらしい。

土木作業の仕事で、アイランドシティという広大な埋め立て地の現場に何度も出かけているが、休憩時間中、「ゴッー」という響きに空を見上げると、かなり近い所を飛行機が通り過ぎて行く。

離着陸の頻度も相当高いような気がする。もちろん、全日空機が多いけれど、大韓航空機も目立っている。中国や台湾からの飛行機も少なくないはずだ。

とはいえ、空港の規模が限られているうえ、夜間の離着陸も禁じられているため、ハブ空港には成れないそうである。

アイランドシティのような埋め立て地に新空港を作れないものかと思うが、いくつかあった計画案も全て激しい反対にあって頓挫したという。

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8月21日 (月)  香椎線の土井駅

(8月20日)

休日の福岡街歩きは、段々土地勘もきくようになり、ますます楽しくなってきた。

電車等の交通機関を利用するなら、寮に最も近いのは、篠栗線の柚須駅だが、他に鹿児島本線の箱崎駅や地下鉄の福岡空港駅も、30分〜40分歩けば行ける。

今日(8月20日)は、やはり30分ほど歩いて、香椎線の土井駅まで行った。目的地の香椎浜へ出るには、鹿児島本線の千早駅でも良いが、土井駅付近の様子も見て置こうと思ったのである。

そして、これは大正解だった。土井駅は、その付近というより、駅そのものになかなか見応えがあった。

新幹線の高架下に佇む小さな駅は、無人で改札もなく、スイカやパスモ等は、任意で使えるようになっていた。

それから、香椎線は複線化もされていなければ、電化も未だである。ちょっとレトロな気動車の乗り心地も素晴らしかった。

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8月22日 (火)  ミスターケバブ

(8月20日)

今日(8月20日)の最初の目的地は、香椎浜のイオンにある“ミスターケバブ”という軽食店だった。

インターネットで、「福岡のトルコ料理屋」を検索して、この“ミスターケバブ”を見つけたけれど、どうやら福岡市内でトルコの方が経営する飲食店は、今のところ、ここだけらしい。

しかし、残念ながら、今日、経営者の方は店に来ていなかった。店を切り盛りしていた日本人の奥様の話によると、トルコの人たちは、たまに来店するぐらいで、福岡在住のトルコ人はいくらもいないそうである。

もちろん、屋久島にもトルコの人はいなかったし、鹿児島でも会う機会はなかった。

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