トルコの新聞記事INDEX
■トルコの新聞記事のインデックスです。時系列で整理してあります。
■トルコの新聞各社の特色、販売部数などの情報はこちらをどうぞ。

■最新の記事【101】〜【200】はこちらにあります。
【1】オザル大統領とデルビシ財務長官【ヒュリエト紙】【2001.07.03】
DSP(民主左派党)を中心とする連立政権は、トルコ経済の救世主として、世界銀行の副総裁であったケマル・デルビシ氏を財務長官のポストに迎え入れました。しかし、このデルビシ氏が、左派から目の仇にされていた故トゥルグト・オザル大統領の政策を支持するかのような発言をして波紋を投げかけています。
【2】北イラク問題に対するトルコ元外相の見解【ラディカル紙】【2002.11.01】
ネシェ・ドュゼル氏という女性記者による元外相ギュネンサイ氏へのインタビュー記事です。92年頃にトルコ共和国の外相を務めたエムレ・ギュネンサイ氏は、イラクで戦争の危機が高まる中、トルコがイラク政策においてアメリカを支持すべきであると主張しています。
【3】トルコ総選挙、AKP圧勝後の状況【ラディカル紙、ザマン紙】【2002.11.07】
トルコの総選挙は、イスラム穏健派であるAKP(正義開発党)の圧勝となりました。そのイスラム的な傾向を危惧する声も聞かれますが、こちらではこの選挙結果が今のところ冷静に受け止められているようです。その雰囲気を伝えるものとして、新聞に掲載された財界人の談話を二つほど紹介します。
【4】トルコのEU加盟に向かって【ラディカル紙】【2002.12.15】
トルコのEU加盟についてEUから微妙な回答が来たことで、これをどう受けとめて良いものか、トルコ国内でも様々な意見がでています。しかし、肯定的に受けとり「EUに向かって前進しよう」というのが大勢をしめているのではないでしょうか?
【5】キプロス問題「ヤクシュ外相は間違ったことなど言ってない」【ラディカル紙】【2002.12.27】
AKP(正義開発党)新政権のヤクシュ外相は、トルコのEU加盟に障害となっているキプロス問題の解決に向けて世論を牽制。これが、左派の野党CHP(共和人民党/アタトゥルク氏の創設した政党)の反発を招いています。
【6】イラク参戦はエジェビットの時代に決定されていた【ラディカル紙】【2003.01.02】
トルコ海軍の退役中将アッティラ・クヤット氏に、イラクおよびキプロスの問題についてインタビューの【前編】です。クヤット氏は、いよいよイラク戦争が始まるのではないかと緊張が高まる中、「元々、この戦争の原因はサダムでもなければ、化学兵器や核兵器でもないのだ」と述べ、「この戦争には続きがあると思う」と主張しています。
【7】キプロス問題が未解決である限り我々はEUに加盟できない【ラディカル紙】【2003.01.02】
ネシェ・ドゥゼル氏によるトルコ海軍の退役中将アッティラ・クヤット氏へのインタビュー、『【6】イラク参戦はエジェビットの時代に決定されていた』の【後編】です。クヤット氏は、EU加盟のためにもキプロス問題は解決されるべきであると主張しています。
【8】冷戦後の日本からトルコを読む【ザマン紙】【2003.08.08】
マルマラ大学講師のイブラヒム・オズトュルク氏が寄稿した、冷戦後の日本とトルコの関係に関しての小論文を訳してみました。小泉首相の靖国神社参拝についても触れられています。
【9】鯖サンド危うし!150年に亘る鯖サンド船の歴史に幕【ザマン紙】【2003.08.10】
日本人旅行者の間では鯖サンドの名で親しまれているイスタンブールの名物に対し、記念碑委員会というところが、「景観を壊している」としてクレームをつけているそうです。
【10】シェノル・ギュネッシ監督へのインタビュー【ザマン紙】【2003.08.19】
ギュネッシ監督(トルコ代表サッカーチーム)はイスラム的な傾向があるということで、政教分離主義者たちから大分叩かれたようです。しかし、奥さんもスカーフを被っているわけではないし、それほどイスラム色が濃いとも思えません。
【11】イラクへの派兵/二つの異なる議論【ラディカル紙】【2003.08.22】
イスメット・ベルカン編集長のコラム。トルコにおけるイラクへの派兵問題を論じています。
【12】故オザル大統領は「心理的な作戦」の犠牲者か?【ラディカル紙】【2003.09.11】
ネシェ・ドゥゼル氏が、故トゥルグト・オザル大統領の実弟であるコルクット・オザル氏にインタビューした記事。コルクット氏は、兄であるオザル大統領の死が謀略によるものではないかとの疑念を明らかにしています。
【13】共和国のエリート的な体質に対しての批判【ラディカル紙】【2003.09.12】
「国家安全委員会の秘密法規」の存在を明らかにさせたイスメット・ベルカン氏は、9月11日付けのラディカル紙で国民を信頼していない「共和国のエリート的な体質」を批判しています。
【14】クルド人政党に不正はあったのか?【ラディカル紙】【2003.10.06】
トルコのメディアで、ここのところ大きく取り上げられていたのが、昨年の11月、AKP(正義開発党)の圧勝に終わった国政選挙において、DEHAPというクルド人政党が不正を行ったとして、最高裁判所が選挙自体の無効を決定、選挙管理委員会に選挙のやり直しを要求していた問題です
【15】ケマリズムに関する論説(1)ケマリスト・イデオロギーの特質【ラディカル紙】【2003.10.08】
トルコを代表する知識人とも言われているムラット・ベルゲ氏がそのコラムで、アーネスト・ゲルナー(Ernest Gellner)というチェコスロバキア出身のユダヤ系英国人学者が著した「ケマリズム」という論説を紹介しながら、ケマリズムについて述べているので、その一部を訳してみます。
【16】ケマリズムに関する論説(2)振り子から渦巻きへ【ラディカル紙】【2003.10.12】
ムラット・ベルゲ氏のコラム。『【15】ケマリズムに関する論説(1)ケマリスト・イデオロギーの特質』の続きです。
【17】シナゴークに続き、英領事館等でも自爆テロ(1)【ザマン紙】【2003.11.21】
11月21日付けのザマン紙からヌーリエ・アクマン氏の記事。シナゴークでのテロ事件について、ユダヤ人実業家イスハック・アラトン氏にインタビューを試みている最中に英領事館等でも自爆テロ発生。ヌーリエ氏は、この時のアラトン氏の様子を伝えています。
【18】シナゴークに続き、英領事館等でも自爆テロ(2)【ザマン紙】【2003.11.23】
ヌーリエ・アクマン氏によるイスハック・アラトン氏へのインタビュー『【17】シナゴークに続き、英領事館等でも自爆テロ(1)』の続きです。
【19】大本教の先祖はトルコのエルズルムからやって来た?【ラディカル紙】【2003.11.29】
これでは「とんでも本」のネタみたいに思われてしまうかもしれませんが、11月28付けのラディカル紙に掲載された記事です。このラディカル紙、トルコでは一応高級紙に属します。
【20】前政権を転覆させたのは米国か?【ラディカル紙】【2003.12.02】
政界からの引退を表明した前首相エジェビット氏について書かれたムラット・イエトゥキン氏の記事を一部訳します。エジェビット氏は「我々の政権がイラク危機に際して取った態度は、米国の気分を悪くさせたかもしれない」と語り、昨年の総選挙における敗北の背後にも米国の思惑があったのではないかと疑念を懐いているようです。
【21】自爆テロ/苦悩するトルコとヨーロッパ【ラディカル紙】【2003.12.02】
イスタンブールにおける連続自爆テロ後にトルコ政府が取った対応と西欧の反応を論説しています。
【22】左派の変化と「スカーフ」論争【ザマン紙、その他】【2003.12.04】
アタトゥルクの創設したCHP(共和人民党、現在第一野党で左派。アタトゥルクの創設した政党)選出の国会議員で、シンガーソングライター・映画監督・作家としても有名なズルフ・リバネリ氏が左派からの転向を宣言しています。
【23】米国が望む「穏健なイスラム」【ザマン紙、その他】【2003.12.09】
前回の『【22】左派の変化と「スカーフ」論争』では、CHP(共和人民党)のズルフ・リバネリ氏が、大学における女性のスカーフ着用を自由にしたらどうかと発言していることを紹介しました。しかし、リバネリ氏、党内の反発にあって2日後にこの発言を撤回しています。
【24】クルド語作家メフメドゥ・ウズン氏へのインタビュー【ラディカル紙】【2003.12.11】
シンポジウムに参加するため、トルコへ一時帰国したスウェーデン在住のクルド人作家メフメドゥ・ウズン氏へのインタビュー。
【25】トルコ外相の訪日を伝える記事【ミリエト紙】【2003.12.22】
12月19日付けのミリエト紙からギュンギョル・ウラス氏とサーミ・コーヘン氏の記事を訳してみました。いずれも、トルコのギュル外相が日本を訪問したことに関する記事で、ウラス氏の記事は東京発となっています。
【26】ハタミ大統領へのインタビュー【ラディカル紙】【2003.12.29】
NTVテレビ局(トルコでニュースを中心に放送)のベルクス・クルチカヤ記者(女性)によるイランのハタミ大統領へのインタビューが、12月13日付けのラディカル紙に掲載されています。
【27】フランスにおけるムスリム女性のスカーフ着用問題とトルコ【ラディカル紙】【2004.01.04】
トゥルバンとはムスリム女性が頭に被るスカーフの一種で、通常のスカーフより政治的な意味合いが強いとされトルコでも問題となってきましたが、最近になって、フランスでも中高等教育の場で、ムスリムの女生徒によるトゥルバン及びスカーフの着用を禁じようとする動きが出てきました。
【28】トゥルバンの語源はフランス語!?【ラディカル紙、サバー紙】【2004.01.12】
前回の『【27】フランスにおけるムスリム女性のスカーフ着用問題とトルコ』で、お伝えしたトゥルバンについてですが。このトゥルバンとは、ターバンのことだったんですね。しかも、語源はフランス語で近年になってからの借用語なんだとか。
【29】若き財務長官、アリ・ババジャン氏へのインタビュー【ラディカル紙】【2004.01.14】
現AKP(正義開発党)政権の若き財務長官、弱冠36歳のアリ・ババジャン氏へのインタビュー。経済運営における高い能力は既に高く評価されていて、AKPの目玉商品的な存在。このババジャン氏に、百戦錬磨の女性記者、ヌーリエ・アクマン氏がインタビューしています。
【30】書籍と冷蔵庫は違うものなのか?【ラディカル紙】【2004.01.23】
2004年1月18日付けのラディカル紙。編集長のイスメット・ベルカン氏は、ここ数年来、トルコで出版の分野が重要な産業となりつつあり、出版業界は急成長していると指摘しています。
【31】トルコはEUに加盟しなければならない【ラディカル紙】【2004.01.24】
ネシェ・ドゥゼル氏によるソーリ・オゼル氏へのインタビューの後半から一部を訳しました。オゼル氏は、ビルギ大学で国際関係学の教壇に立ち、外交問題のコラムニストとしても活躍しています。ここではEU加盟へのトルコ国内における抵抗勢力等について論じています。
【32】プロダクションI.Gの石川光久氏が語るキル・ビルとアニメーションの世界【ザマン紙】【2004.01.27】
1月25付けザマン紙の日曜版「トゥルクアズ」に掲載されたアリ・チメン氏の記事。日本のアニメーション製作会社「(株)プロダクションI.G」代表取締役でプロデューサーの石川光久氏から、映画「キル・ビル」とアニメーションの世界について聞いています。
【33】ヤミで流通する豚肉の真実が明らかにされる【ザマン紙】【2004.1.28】
イズミルでチーキョフテという生肉に唐辛子などを練り込んだトルコ風のタルタルステーキを食べた人達が豚肉の寄生虫による症状を訴えたのは、豚肉を禁制とするイスラム教の社会では大変な出来事。イスラム色の強いザマン紙では、この事件を特に大きく扱っています。
【34】トルコの北イラクに住むクルド人への干渉【ラディカル紙】【2004.01.29】
1月27日付けのラディカル紙より、ムラット・ベルゲ氏のコラム。ベルゲ氏は、トルコが北イラクのクルド人問題に干渉することを、トルコ国内に住むクルド人の動向を踏まえながら批判しています。
【35】英語で執筆されたトルコ人女流作家の小説【ザマン紙】【2004.01.30】
若手の女流作家エリフ・シャファック女史が新作を英語で執筆したことに、トルコの文学界で論議を呼んでいます。このシャファック女史も、多分『【30】書籍と冷蔵庫は違うものなのか?』で取り上げられているスター的な作家の範疇に入るのでしょう。
【36】犠牲祭/生贄の心理的・社会的な影響【ザマン紙】【2004.01.31】
1月30日付けのザマン紙に、ファティフ大学のアリ・ムラット・イエル助教授が寄稿した記事。イスラム教の祭り「犠牲祭」(イード・ル・アドハー)を前にして、生贄を捧げることが社会や人間の心理に与える影響を論じています。
【37】エルドアン首相の訪米/トルコと米国の新たな関係【ラディカル紙】【2004.02.03】
2月1日付けのラディカル紙。ムラット・イエトゥキン氏は、トルコの議会が昨年のイラク戦争で米国の派兵要請を否決したことにより、トルコと米国の関係は新たな段階を迎えたと論じています。
【38】イスラム教は近代化の障害か?【ラディカル紙】【2004.02.04】
2月4日付けのラディカル紙。トュルケル・アルカン氏は、そのコラムで、イスラムと近代化について論じながら、トルコにおける新しいイスラムの傾向に期待を寄せています。
【39】トルコのイラクでの経験を日本が活かす【ザマン紙】【2004.02.05】
2月5日付けのザマン紙。アイドゥン・ハスケバプチュ記者が、日本政府が決定した自衛隊のイラク派遣について東京から伝えています。
【40】「犠牲祭」の意味するもの【ラディカル紙】【2004.02.06】
2月5日付けのラディカル紙では、ヌライ・メルトという女性のコラムニストが、「犠牲祭」における生贄の屠殺を攻撃的な態度で非難する人たちのことを批判しながら、「犠牲祭」の意味するものについて論じています。
【41】フセイン・チェリック教育相へのインタビュー【ザマン紙】【2004.02.09】
2月8日付けのザマン紙より、ヌーリエ・アクマン女史がフセイン・チェリック教育相にインタビューした記事の一部を訳しました。チェリック氏は、母がクルド人であり、父はアラブ人であったことを認めながらも、このことについて教育相として心置きなく話す為に、トルコでは未だ準備が整っていないと語っています。
【42】キプロス問題解決に向けてのトルコの初めての前進【サバー紙】【2004.02.13】
2月13日付けのサバー紙。キプロス問題の解決に向けてニューヨークで始まった会議で、キプロス・トルコ側のデンクタシュ大統領がアナン調停案に対し、予期されていなかった前向きな姿勢を見せ、周囲を驚かせています。
【43】シモン・ペレス氏の発言/キプロスは中東和平のモデルとなる【ラディカル紙】【2004.02.13】
2月13日付けのラディカル紙で、ムラット・イエトゥキン氏は、アンカラを訪れたイスラエル労働党のシモン・ペレス氏の意見をもとに、キプロス問題の解決とトルコのEU加盟が中東の和平に与える影響を語っています。
【44】韓国の北イラク派兵とトルコ【ザマン紙】【2004.02.14】
2月14日付けのザマン紙よりフィクレット・エルタン氏のコラム。問題となっている北イラクの地域へ韓国が3000人規模の兵力を送ることの意味を説き明かしながら、トルコと韓国の関係を強化することが必要だと論じています。
【45】キプロス問題は解決される/元外相エムレ・ギョネンサイ氏へのインタビュー【ラディカル紙】【2004.02.16】
2月16日付けのラディカル紙。ネシェ・ドゥゼル氏によるトルコの元外相エムレ・ギョネンサイ氏へのインタビュー。これから交渉の始まるキプロス問題は間違いなく解決され、トルコは国際的な信頼を得ることになるとギョネンサイ氏は論じています。
【46】トルコの娘たちは暗闇で革命的となるのか?【ラディカル紙】【2004.02.18】
2月17日のラディカル紙より、モスクワ特派員であるスアトゥ・タシュプナル氏のコラム。イスタンブールに留学していたことのあるロシア人青年から聞いた話をもとに、トルコ人大学生たちの傾向について、性の問題も含めてコミカルに語っています。
【47】かつて私たちはタリバンのようだった【ラディカル紙】【2004.02.24】
2月23日付けのラディカル紙。ネシェ・ドゥゼル氏が、エルドアン現首相のアドバイザーを務めたこともあったメフメット・メティネル氏にインタビューしています。メティネル氏はかつてタリバンのようなイスラム主義者であった自分たちがどのようにして民主主義を理解するに至ったかを厳しい反省の言葉と共に語っています。
【48】かつて私たちはタリバンのようだった(続編)【ラディカル紙】【2004.02.25】
2月24日のラディカル紙。『【47】かつて私たちはタリバンのようだった』 の続編です。
【49】トルコの少数民族とトルコ人の定義【ラディカル紙】【2004.02.26】
2月24日付けのラディカル紙よりトュルケル・アルカン氏のコラム。多様なルーツを持つトルコ人は血統に基づく民族ではなく、その多様性は国民の統合を脅かすものではないとアルカン氏は論じています。
【50】メティネル氏の告白について【ラディカル紙】【2004.02.27】
2月26日付けのラディカル紙。ヌライ・メルト女史は、そのコラムで、『【47】かつて私たちはタリバンのようだった』、『【48】かつて私たちはタリバンのようだった(続編)』のメティネル氏の告白には政治的なものがあり真実を伝えていないと批判しています。これを一部訳してみました。
【51】不倫の子を生んだ実妹を拳銃で撃った兄たち【ザマン紙】【2004.02.29】
2月27日付けのザマン紙からオズジャン・ケセル記者の記事。事件を起こしたのは南東部ビトゥリス県の家族ですが、中部以西の地域ならば、農村であっても考えられないような事件。地域の間には経済的なものばかりでなく、文化的にも深刻なギャップのあることが窺えます。
【52】兄弟に撃たれた女性は見殺しにされたも同然だ【ラディカル紙】【2004.03.02】
3月1日付けのラディカル紙。前回の『【51】不倫の子を生んだ実妹を拳銃で撃った兄たち』という事件の詳細が明らかにされています。ラディカル紙は27日もザマン紙より詳しい記事を載せていたばかりでなく、連日この事件を大きく取り上げていました。この記事はその総集編といったところです。
【53】トルコのモダンな顔とモダンな化粧【ザマン紙】【2004.03.08】
3月7日付けのザマン紙日曜版から。『【35】英語で執筆されたトルコ人女流作家の小説』に登場する若手女流作家エリフ・シャファック氏のコラム。シャファック氏は、トルコが西欧化を進める中で、自分たちの歴史・文化が蔑ろにされてきたことを批判しています。
【54】金熊賞受賞作品主演トルコ人女優はポルノ女優だった【Internet】【2004.03.09】
今回は、第54回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した独トルコ合作映画『Gegen Die Wand』で主役を演じた23歳のトルコ人女優シベル・ケキッリさんが過去にポルノ女優だったことについて、インターネットのトルコ語サイト「KUYTU.COM」から2月19日付けの記事と、もう一つ別のサイト「BEST HABER」の記事を一部訳してみました。
【55】映画『Gegen Die Wand』主演女優シベル・ケキッリへのインタビュー【ミリエト紙】【2004.03.10】
3月9日付けのミリエト紙から、ビルセン・アルトゥンタシュ記者(女性)による、『【54】金熊賞受賞作品主演トルコ人女優はポルノ女優だった』でも取り上げた女優シベル・ケキッリさんへのインタビュー記事。この映画の題名は日本では『ヘッド・オン』として報道されていることもあります。
【56】「ポルノに出演したって良いじゃないか」と言えるのだろうか?【ミリエト紙】【2004.03.12】
3月12日付けのミリエト紙よりオメル・オズギュネル氏のコラム。金熊賞受賞映画『Gegen Die Wand』に関しては、【54】、【55】と、トルコ国内でのこの件に関する反応を翻訳してお届けしていますが、このコラムで、オズギュネル氏は、娘のポルノ出演を悲しむ父親の気持ちが理解されていないことを批判しています。
【57】トルコの潜在的な脅威は社会そのものなのか?【ラディカル紙】【2004.03.13】
3月12日付けのラディカル紙。ムラット・ベルゲ氏のコラムを途中から訳してみました。トルコ陸軍が、諜報活動の対象となる集団をリストアップした文書を関係所管に送付していた事実がヒュリエト紙(10日付け)の報道によって明らかにされた問題を取り上げています。リストの中には、先日、自爆テロの襲撃を受けたフリーメーソンの名もあがっています。
【58】豚肉への最初の対策は赤い文字による警告【ザマン紙】【2004.03.23】
3月23日付けのザマン紙からシャーヒン・アリ・シェン記者の記事。『【33】ヤミで流通する豚肉の真実が明らかにされる』で紹介した事件の後に農産省が取った一連の対策について報道しています。
【59】イスラエル政府は自らテロを実行した【ラディカル紙】【2004.03.24】
3月24日付けのラディカル紙。ヤシン師殺害に対するエルドアン首相のコメントと各地で行われたイスラエルに対する抗議デモの様子が伝えられています。
【60】ロシア連邦タタールスタン共和国の首都カザンを訪れて【ザマン紙】【2004.03.25】
3月24日付けのザマン紙から、ネッヴァル・セヴィンディという女性のコラム。トルコ語系のタタール語を話し、オスマン帝国末期のトルコ民族運動にも影響を与えたタタール人の国タタールスタンの首都カザンを訪問した時の様子を伝えています。
【61】トルコにおけるムスリムによる政教分離の可能性【ラディカル紙】【2004.03.26】
3月11日付けのラディカル紙より、アヴニ・オズギュレル氏のコラムを訳しました。アタトュルクには反宗教的な考えがなかったとか、政教分離の体制に対してイスラム主義の立場から反抗したエルバカン氏の活動が却って体制とイスラム主義者の和解をもたらしたというような興味深い見解が述べられています。
【62】地方選挙の候補者にテロリストの父親がいた【ミリエト紙】【2004.03.27】
3月27日付けのミリエト紙。昨年11月のイスタンブール自爆テロ事件を企てたアルカイダのメンバーとされ、当局に追われているハビブ・アクタシュの父親アズィズ・アクタシュ氏に、エリフ・コラップという女性記者がインタビューしています。
【63】日本へトレードされたイルハン・マンスズへのインタビュー【サバー紙】【2004.03.29】
だいぶ日が経ってしまいましたが、2月25日付けサバー紙より。Jリーグのヴィッセル神戸へ移籍したイルハン・マンスズ選手にファティフ・ドアン記者がインタビューしています。
【64】トルコ地方選挙/東部・南東部でもAKPの政策は支持された【ラディカル紙】【2004.03.30】
3月30日付けのラディカル紙より、ディレック・ギュンギョル記者の記事。3月28日の地方選挙において、81府県中の7割強に当たる58府県を制して圧勝した与党AKP(正義開発党)が、クルド人の住民が殆どを占める東部・南東部でも強さを見せたその要因を分析しています。
【65】伝来の風習による殺人の犠牲者は男である【サバー紙】【2004.03.31】
3月28日付けのサバ−紙より、ズルフィカル・アリ・アイドゥン記者の記事。トルコでは、女性の貞操等、名誉に関る問題から発生する殺人事件の犠牲者には、男性が多いことが明らかにされています。
【66】トルコの美しい女性アナウンサーたち【ミリエト紙】【2004.04.02】
4月2日付けのミリエト紙よりレシャット・チャルシュラル氏の記事。チャルシュラル氏は、民放のニュース番組で活躍している美しい女性アナウンサーたちを、トルコに出現した新しいタイプの女性として歓迎しています。
【67】ヨーロッパは日本から始まる!?【ザマン紙】【2004.04.04】
4月4日付けのザマン紙より、ハーカン・ユルマズ氏の記事。ユルマズ氏は、取材の為に訪れた日本の印象を綴っています。
【68】中央アジアで日本とトルコは協同できる【ザマン紙】【2004.04.05】
4月4日付けのザマン紙より、ハーカン・ユルマズ氏の記事。『【67】ヨーロッパは日本から始まる!?』では日本の印象を綴っていたユルマズ氏が、元拓大教授、現在、東京財団シニア・リサーチ・フェローの佐々木良昭氏と東京で会見し、イラクや中央アジアの問題に対する佐々木氏の意見を紹介しています。
【69】キプロス問題の解決はトルコの前途を開く【ラディカル紙】【2004.04.06】
4月5日付けのラディカル紙より。アンカラ大学のバスクン・オラン教授(政治学)にネシェ・ドュゼル記者がインタビューしています。キプロス問題の解決は、結局、4月24日に南北キプロスで行われる住民投票に持ち越されましたが、トルコ側は、交渉の間中、キプロスの統一による平和解決に前向きな姿勢を見せていました。オラン教授は、これがトルコの前途を明るいものにすると論じています。
【70】ジャムを作れないイスラム主義女性【ミリエト紙】【2004.04.07】
4月4日付けのミリエト紙より、ジャン・デュンダル氏のコラム。デュンダル氏は、保守的なコンヤの街角に「ジャムを作れないイスラム主義女性」というポスターが貼られた事件を紹介しながら、敬虔なムスリムの女性たちにも、モダニズムの波が押し寄せていると論じています。
【71】エルドアン首相の訪日を前にして【ザマン紙】【2004.04.11】
4月11日のザマン紙に、東京大学の客員助教授イブラヒム・オズトュルク氏が、エルドアン首相訪日に関する論説を寄稿しています。オズトュルク氏は、イラクにおける人質問題にも触れ、「今の日本には撤兵の為の正当な理由がある」としています。
【72】桜の季節に日本を訪れるエルドアン首相【ザマン紙】【2004.04.12】
4月11付けのザマン紙より、ムスタファ・ウナル氏のコラム。これはまた随分と親日的な内容の記事になっています。
【73】サークップ・サバンジュ氏の功績【ラディカル紙】【2004.04.13】
4月13日付けのラディカル紙よりトュルケル・アルカン氏のコラム。アルカン氏は、亡くなったトルコきっての大実業家サークップ・サバンジュ氏の功績を称えた記事の中で、サバンジュ氏の死を民衆が嘆き悲しんだことを上げながら、トルコで「富と資本に対する敵意」は生まれなかったと論じています。
【74】映画『パッション』に対するトルコ・ユダヤ人社会の反応【ザマン紙】【2004.04.23】
4月23日付けのザマン紙より、エルジャン・ギュン氏の記事。反ユダヤ的であると論争を巻き起こした映画『パッション』に対するトルコ・ユダヤ人社会の反応を伝えています。
【75】レイラ・ザナの問題【ミリエト紙】【2004.04.24】
4月23日付けのミリエト紙。タハ・アクヨル氏のコラムから後半の部分を訳しました。91年に国会議員として宣誓した際、クルド語で発言して物議をかもし、94年に逮捕されたレイラ・ザナ氏の問題が取り上げられています。
【76】シャブタイ派の秘密が明らかにされる【ザマン紙】【2004.05.04】
5月4日付けのザマン紙より、主筆エクレム・ドゥマンル氏のコラム。作家ソネル・ヤルチュン氏の新作を紹介しながら、オスマン帝国時代の1665年、ユダヤ教徒の中で、異端的なメシア運動を展開した後、イスラムに改宗したシャブタイ・ツヴィを中心としたシャブタイ派の問題に触れています。
【77】教育の場におけるイスラム【ラディカル紙】【2004.05.12】
5月11日付けのラディカル紙より、ヌライ・メルト氏のコラム。イスラム導師養成高校の問題を取り上げながら、宗教を反動と決めつける権威主義的な考え方を批判しています。
【78】イスタンブールの娼婦たちと20ドルもする高価な本【ラディカル紙】【2004.05.14】
5月11日付けのラディカル紙より、モスクワ特派員スアト・タシュプナル氏のコラム。タシュプナル氏は、イスタンブールへ行って来たロシア人の友人から聞いた話をもとに、最近のイスタンブール事情をコミカルに記しています。
【79】シェネル国務相はディヤルバクル市長をクルド語で慰めた【ザマン紙】【2004.05.18】
5月17日付けのザマン紙より、ネジップ・チャクル記者の記事を一部訳しました。シェネル国務相は、ディヤルバクルを訪れた際にクルド政党選出の市長バイデミル氏が不当な扱いを受けたことに対し、バイデミル市長本人にクルド語で声をかけて慰めたということです。
【80】トルコ初の陸上世界記録保持者エルバンの物語【サバー紙】【2004.08.07】
ちょっと古い6月13日付けのサバー紙よりメルト・アイドゥン氏の記事。この6月にノルウェーのベルゲンで行われた陸上選手権で、トルコのエルバン・アベイレゲッセ選手は女子5000mで14分24秒68の世界記録を樹立。陸上競技におけるトルコ人初の世界記録保持者となりました。
【81】エルバンの成功について思うこと【サバー紙】【2004.08.07】
6月14日のサバー紙よりエムレ・アキョズ氏のコラム。アキョズ氏は【80】の記事でも取り上げられたエルバン選手の成功に喜びながらも、彼女がトルコの育てた選手と言えるかどうかに疑問を投げかけています。
【82】トゥンジェリ県知事アブディル女史の見解【ザマン紙】【2004.08.08】
8月7日付けのザマン紙よりメフメット・バーキ氏の記事。民族的にはクルド、宗教的にはイスラムの異端とされているアレヴィー派が多数を占め、争乱の絶えることがなかったトゥンジェリ県の知事アブディル女史から意見を聞いています。
【83】作家アフメット・アルタン氏とヒディヴ邸(1)【ザマン紙】【2004.08.09】
古い記事です。6月8日付けのザマン紙からニハール・ベンギス・カラジャ女史のコラムを訳してみました。カラジャ氏は、イスタンブールの名所「ヒディヴ邸」で結婚式を挙げる市民を扱き下ろした作家アルタン氏のことを辛辣に批判しています。
【84】作家アフメット・アルタン氏とヒディヴ邸(2)【gazetem.net】【2004.08.10】
【83】で批判されているアフメット・アルタン氏が「gazetem.net」に書いた記事(04年5月31日)を読んで見たところ、これは、カラジャ女史の趣旨と同様に、民衆を扱き下ろすエリートを非難する「自己批判」的な内容となっています。【83】の記事だけでは、アルタン氏も誤解されてしまうと思うので、【83】で引用された部分の後に続く文章を訳してみました。
【85】姦通罪は欧州の要求によるものか?【ラディカル紙】【2004.09.03】
9月3日付けのラディカル紙から、ゼキ・ジョシュクン氏のコラム。与党AKPが提出し、一時は第一野党CHPも支持を表明していた「姦通を罪とする法案」は、最近になって知識人や婦人団体の反対によりCHPが支持を取り止め、激しい論争となっていますが、ここでジョシュクン氏は、この問題に対して何処まで本気なのか解らない諧謔的な見方を示しています。
【86】書評・吉本ばななの『TUGUMI・つぐみ』【ラディカル紙】【2004.09.08】
9月3日付けのラディカル紙。トルコ語へ翻訳された『TUGUMI・つぐみ』の書評を作家のヒクメット・テメル・アカルス氏が記しています。尚、記事の中で『TUGUMI・つぐみ』の粗筋を紹介している部分は省略しました。
【87】ディヤルバクルのクルド人知事へのインタビュー【ザマン紙】【2004.09.09】
少し古い記事で、8月28日付けのザマン紙からです。イスラム的な知識人の代表的な存在であるザマン紙コラムニストのアリ・ブラチ氏が、クルド地域の中心地であるディヤルバクルのオスマン・バイデミル知事にインタビューしています。
【88】『姦通罪』が社会へもたらすもの【ラディカル紙】【2004.09.10】
9月6日付けのラディカル紙より。現在、議論の的となっている姦通罪の問題について、ネシェ・ドュゼル記者が、女性と家族の問題に取り組んでいるアンカラ大学講師セルマ・アジュネル女史にインタビューしています。
【89】クルド人知事の発言に向けられた反発【ザマン紙】【2004.09.18】
9月17日付けのザマン紙よりエティエン・マフチュプヤン氏のコラム。キリスト教徒のアルメニア人であるマフチュプヤン氏(もちろんトルコ国民です)が、『【87】ディヤルバクルのクルド人知事へのインタビュー』のバイデミル知事の発言に向けられた反発の背景を分析しています。
【90】トルコの学校教育でアラビア語を第二外国語に【ラディカル紙】【2004.10.14】
9月30日付けのラディカル紙より、トルコの学校教育でアラビア語を第二外国語にするといったことについてのヌライ・メルト氏のコラムを後半の部分だけ訳してみました。
【91】ヨーロッパに比して階級の区別が明確になっていないトルコの社会【ラディカル紙】【2004.10.15】
10月10日付けのラディカル紙よりムラット・ベルゲ氏のコラム。オスマン朝に由来するトルコ社会の特性が説かれています。
【92】トルコはマイノリティーの寄せ集まりである【ラディカル紙】【2004.21.10】
10月16日付けのラディカル紙より、トュルケル・アルカン氏のコラム。クルド人活動家のレイラ・ザナ氏がEUの委員会へ、「我々はトルコにおいてマイノリティーではなく、マジョリティーを構成する要素である」と発言したことなどもあって、盛んに議論されているマイノリティーの問題に対し、アルカン氏がその見解を明らかにしています。
【93】トルコのEU加盟についてのアリ・ブラチ氏の見解【ザマン紙】【2004.11.08】
11月6日付けのザマン紙より。イスラム的な知識人であるアリ・ブラチ氏が、トルコのEU加盟問題に対して、その見解を明らかにしています。
【94】ムスリムの時間と西欧の時間【ラディカル紙】【2004.11.09】
11月7日付けのラディカル紙よりイスメット・ベルカン氏のコラム。EUがトルコへ加盟交渉の開始期日を示すかどうかは、いよいよ12月7日に明らかになりますが、ここでベルカン氏は、西欧化を目指して来たトルコにおけるアイデンティティーの葛藤について記しています。
【95】最も美しいイスラム都市【ラディカル紙】【2004.11.11】
11月9日のラディカル紙よりヌライ・メルト氏のコラム。ラマダンを機会に、自分たちの美しい文化へ目を向けようではないか、とメルト氏は訴えています。
【96】トルコの社会に増加する暴力犯罪【ラディカル紙】【2004.11.11】
11月9日付けのラディカル紙よりトュルケル・アルカン氏のコラム。最近、トルコで頻発している暴力犯罪についての見解が述べられています。
【97】亡命したオスマン朝皇子の回想録【ラディカル紙】【2004.11.21】
11月16日のラディカル紙より、ジェム・エルジエス氏の記事。オスマン朝の皇子であった亡父の回想録がトルコで出版されたのを機会に、英国在住のオスマン朝後裔オスマン・セラハッディン・オスマンオウル氏はイスタンブールを訪れていました。
【98】声なきマイノリティーの見た悪夢【ザマン紙】【2004.11.21】
11月16日のザマン紙より、ヘルキュル・ミルラス氏のコラム。トルコ国籍のギリシャ人であるミルラス氏が、見た夢に託してマイノリティーの気持ちを吐露しています。
【99】「トルコ人」という概念【ラディカル紙】【2004.11.22】
11月16日のラディカル紙よりムラット・ベルゲ氏のコラム。首相府人権問題アドバイザー委員会のレポートに「トルコに住む人たち」という概念が使われたことから議論を呼んでいる問題に対し、ベルゲ氏がその見解を明らかにしています。
【100】宗教を遠ざけてきたトルコの知識人【ラディカル紙】【2004.11.23】
11月16日のラディカル紙より、モスクワ特派員スアト・タシュプナル氏のコラム。宗教と縁遠くしている為に、宗教的な祝祭がいつ始まるのかも解らなくなっているトルコの知識人。タシュプナル氏は、トルコにおける宗教と社会の関係を改めて問い直そうとしています。

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